里山を歩いているとイタドリ(虎杖)に出会いました。




イタドリ(虎杖)は東アジア原産で、山野や道端、土手などのいたるところで群生し、草丈は1.5m ほどになります。雌雄別株で、夏から秋に細かい白花を咲かせます。春先の若芽は食用になります。4~ 5月ごろの紅紫色でタケノコ状の新芽・若い茎はやわらかく、根際から折り取って採取して皮をむき山菜とします。茹でて灰汁を抜き、和え物、酢の物、油炒めにして食することができるようです。和名イタドリの語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説になっているようです。
【注意】野草や果実など、美味しそうに見えても食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。毒がある野草や果実もあるので注意しましょうね。