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トピックス
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2025/12/28new

【羽津中散歩道】緑のブラシ

| by 担当者
里山の奥に緑のブラシみたいな植物を見つけました。


この植物はヒカゲノカズラ(日陰鬘)と思われます。山野に自生し、湿った日なたの傾斜地によく生えます。地面を這いながらつる状に伸びるシダ植物です。 針状の細い葉が茎に一面に生えているので、やたらに細長いブラシのような姿である。夏頃に、胞子をつけます。まず茎の所々から垂直に立ち上がる枝を出します。この茎は緑色で、表面には鱗片状になった葉が密着します。先端に胞子のう穂をつけます。この植物は古くから祭事などで用いる例があるようで、『古事記』には「天香山の日影蔓を手襁に懸け」とあります。


12:00
2025/12/27new

【羽津中散歩道】八重咲の紅白花

| by 担当者
寒い中歩いていると八重咲の紅白の花に出会いました。


この花はツバキ(椿)と思われます。日本原産です。メジロなどの野鳥に蜜を吸わせ、花粉を受け渡す鳥媒花です。常緑性で高さは5~10mくらいになります。成長は遅く、寿命は長いようです。開花時期は品種によって異なり、早咲きは9月~11月、冬咲きは12月~2月、春咲きは3月~5月頃です。椿の花の色は、赤、白、ピンクが一般的ですが、黄色や紫、さらには赤と白のまだら模様など多岐にわたります。花びらは一重咲きでは5~6枚程度ものや八重咲のものもあります。また古くから種子からとれる椿油は上質で、整髪用や養毛剤に用いられています。
12:00
2025/12/26new

【羽津中散歩道】灰緑色のこけ

| by 担当者
里山の奥に灰緑色の苔を見つけました。


このコケは蛇苔(ジャゴケ)と思われます。平たい葉状体をもつ苔類です。和名の蛇苔は、葉状体の表面が鱗を並べたように見えるのを、ヘビの体表に見立てたものです。雌雄異体で、雄は雄器托(ゆうきたく)、雌は雌器托(しきたく)を葉状体の先端に作ります。湿ったところに生えます。山ではきれいな小流のわきの岩の上などに見られます。また住居周辺の水路沿いや湿った場所などにも生育します。

(お知らせ)
12月28日(日)から1月4日(日)までは学校閉校日とさせていただきます。この期間中、教職員の勤務はありませんのでご承知おきください。なお、学校の電話につきましては土日も含めて12月27日(土)~1月4日(日)までは終日オートメッセージとなります。

13:50
2025/12/25new

【羽津中散歩道】赤い実

| by 担当者
里山の茂みで赤い実を発見しました


この赤い実はフユイチゴ(冬苺)と思われます。暖地の森林の下生えに見られることができます。つる植物のように匍匐して地表を這い、高さは30㎝くらいです。葉身は円形で、浅く3 ~5裂です。葉表は緑色かやや褐色がかった緑でツヤがあり、縁には細かい鋸歯があります。花期は9~10月で、白い花を数個つけます。晩秋から一か月かけて赤い果実がなり、11月~1月のころに熟します。いわゆるキイチゴの形で、食用となります。

【注意】野草や果実など、美味しそうに見えても食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。毒がある野草や果実もあるので注意しましょうね。

12:00
2025/12/24

【羽津中散歩道】白い花

| by 担当者
歩いていると小さな白い花に出会いました。


この白い花はヒイラギ(柊)と思われます。花期は10月中旬 ~12月中旬です。芳香のある白色の小花を多数密生させます。雌雄異株で、雄株の花は2本の雄蕊が発達し、雌株の花は花柱が長く発達して結実します。葉縁には先が鋭い刺となった鋭鋸歯があります。ヒイラギの名前は、葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、痛いという意味を表す「疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ」から名付けられたようです。
12:00
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