今日の午後は1年生の内科健診を行いました。先日の歯科検診でもお伝えしましたが、学校には学校三師と呼ばれる方がみえ、各学校の生徒の健康についてご指導いただいています。今日は学校医としてお世話になている加藤医師にお世話になりました。

桜中学校も第2週を迎え、次々と授業開きが行われています。授業開きでは1年間の授業での約束事や評価の仕方についてなどやや難しい話が多くなるものですが、2年生の理科の授業では少しおもしろい授業開きが行われていました。
①教室の前にでかでかと提示された大きな問と各自に渡されたビーカー、温度計、氷、塩を使ってミニ探究学習の始まりです。


②まずは氷の温度を確認します。誰もが知ってる0度です。


③ここに塩を混ぜて温度を測ってみると・・・。答えを知識として知っている生徒もいましたが、なぜそうなるの?と仲間に自分の言葉で説明するとなると難しいですね。校長が始業式で話した中の一つ、自分の考えを多くの人に伝え、協働していく力は発揮できたでしょうか?


ちなみに上の授業は、単に生徒の興味を引くためのものではなく、理科の授業中にこれから何を考えていくべきかを生徒と先生が共有するためのものです。
中学校学習指導要領では、【中学校における「理科の見方・考え方」については,「自然の事物・現象を,質的・量的な関係や時間的・空間的な関係などの科学的な視点で捉え,比較したり,関係付けたりするなどの科学的に探究する方法を用いて考えること」と整理することができる。】と書かれています。難しい文字が並びますが、この授業であれば、自然の事物である氷を「氷のみ」と「氷と塩」という関係で「比較」することにより「探究」しているのです。
この場合、氷に塩を混ぜると融ける速さが増し、まわりから急激に熱を奪うそうです。氷が融けてできた水に塩が溶けていきますがこの時にもまわりから熱を奪うのだそうです。この2つが一緒になって、まわりの温度が0 ℃以下にまで下がるとい理屈だそうです。言葉で理解するだけでなく、自分の手と頭を使って、仲間との対話の中で得た知識は、きっと生徒たちの中で忘れられない授業の一つとなっていることでしょう。
そしてこの経験が、生徒がこれから出会う答えが一つではない問に立ち向かっていく手段の一つとなっていくことでしょう。点数では表しきれない
正解よりも・・・『なんでそう思った?』が知りたい!」を求めていく学力の向上が、令和の時代を生き抜くための学力の一つのかたちであると考えます。