日誌


2026/05/21

ペラペラを強くする

| by 管理職
 2年生の技術科授業を参観しました。めあては「ペラペラを強くする」。


① 紙の話から始まります。Aサイズ、Bサイズの紙を実物を見せながら、A4・A3・・・と数字が小さくなるにつれ倍の大きさに変わることを確認しました。紙のサイズを表す言葉としてA4とかB5とかよく聞きますが、B版は日本の美濃和紙の大きさにが基準になっているといわれています。対してA版は国際基準で使用されており、学校現場でも30年前の校長が教員を始めたころはBサイズが主流でしたが、近年はAサイズの紙が主流となっています。


② 一枚の紙を42回折り曲げると理論上は月まで届くそうですが・・・。という話をしながら、今回のミニ探究的学習のテーマは「ペラペラの紙1枚を使って、消しゴムを乗せても壊れない橋を作る」です。この問いの解は一つでないことはよくご存じのとおりです。正解が一つでない問いに対して、自分なりの最適解、納得解を導き出していく力が、これからの時代を生きていく生徒たちに求められており、学校教育の中で生徒に着けるべき力です。


③ 生徒たちは思い思いに紙を折り曲げ、紙の橋の強度を上げていきます。まずは個人の立場で研究していきます。


④ 学習班の中で作品を互いに見せ合い、意見を交わしあいながら協働的により自分たちにとって魅力的な最適な解を求めていきます


⑤ それぞれの班の中で、素敵だと思えた形を紹介しあいます。絵では伝わりにくいことについては実演を交えて説明します。自分の考えをいろいろな方法を使ってアウトプットすることは今後の社会を生きていく上で大切なスキルになります。


⑥ 各自・各班が導き出した納得解・最適解について教員が生徒とともに評価していきます。現在の科学で証明されている部材を強くする工夫を、生徒たちは自分(なかまと協力)の力で導き出すことができました。


⑦ 最後に実際の社会でこれらの考え方がどのように生かされているかを学びます。STEAM教育が求められている時代に、実生活で扱われる技術のノウハウを学ぶ技術科の授業は、高校生・大学生となってより専門的な学びをする場面や社会人として仕事をするうえでも基礎となる大切な教科になります。

13:00

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