日誌

学校のようす(令和8年度)
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2026/05/27new

楽しく学ぶ、学ぶ楽しさ

| by 管理職
 桜中学校では今日から3日間。2年生が職場体験学習を行っています。生徒それぞれが各事業所でしか経験できないことを学ばせていただきます。ご協力いただいている事業所の皆様には未来の四日市市を担う若者たちへの支援をよろしくお願いします。
 昨日は直前の学年集会を行い、生徒たちが自分たちで作ったパワーポイントを使いながら、職場体験学習を成功に導くための心づもりを確認していました。また、事業所様のご都合(定休日など)で本日は体験できなかった生徒が学校での奉仕作業を行っています。学校のグランド周辺側溝に詰まった土を取り除く作業に取り組んでくれました。


 1・3年生は通常どおりの授業です。3年生の英語科と理科の授業の様子を紹介します。
 英語科では折を見て、ICTを活用したゲーム形式のトレーニングを行っています。それぞれの単元で学んだ単語やフレーズ、構文などの復習もかねてクラスみんなで競い合いながら楽しく学んでいます。さながら某TV局が番組改編期特番の「アンサーチェック」でおなじみのような仕組みで授業が行われています。生徒はノリノリで学習に取り組んでいます。生徒は脳みその回転数を上げ、意欲的に授業に取り組んでいました。


 隣の理科の授業をのぞくと、こちらはイオンのお話。中学生の化学分野の中でも難しい内容になります。ここでも覚えなければ次のステップでの学習につまずく可能性がある知識を、トランプの神経衰弱の要領でゲーム化して学習に取り組んでいます。


 教員たちは日々、教材に工夫を凝らし、生徒が楽しく学ぶことができるように授業を行っています。このような活動の中から、生徒自身が学ぶ楽しさを実感し、手に入れてほしいと願っています。
12:00
2026/05/26new

新聞を読んでほしい

| by 管理職
 さくらだよりで児童虐待に関する記事を上げた日に、実娘に対する暴力行為で巨人軍阿部監督の逮捕というニュースが報道されました。報道発表を読んでみても真相は計りかねますが、飲酒の上の暴力行為という事実は認めているようです。
 このような暗いニュースもありますが、新聞には様々な情報や知恵が毎日報じられています。新聞に載っている情報はインターネットにあふれるものと異なり、一定の校正や点検を重ねることで、虚偽の情報ではないことが保証されています。
 また、文筆を生業としているプロが書いた文章は、生徒が今後の学びを表現していく上でも手本として欲しいものです。新聞を読んで様々な情報をインプットするとともに、アウトプットの方法を学ぶ教材にもしてほしいものです。桜中学校では生徒が手軽に新聞に触れることができるように、生徒玄関付近に新聞を置きました。


昨日の記事で紹介した職員研修では、授業で活用できるICTや思考スキル・ツールについて学びました。研修会の翌日、さっそく実践の中でICTを有効活用し、思考ツールを活用して生徒の論理的思考力を伸ばしていく授業を見かけたのでご紹介します。

①英語科の動名詞と不定詞の部分です。動名詞にしかならない単語、不定詞にしかならない単語、どちらでも使える単語があることはご存じのとおりです。では、なぜそうなるのでしょうか?そこがこの授業の中で「思考」を働かせたい部分です。


②今回は教員からYチャートという思考ツールを提示しました。Yチャートは3種類のものを「分類」したり「多面的」にみるという思考をスキルを働かせたいときに利用できるツールです。将来的には、生徒たちが課題に合わせ、自分が何を考えたいのかに合わせて、多種多様な思考ツールを使い(使わなくてもいいので)、思考スキルを意識して課題解決に取り組む力を身に着けることで、大人になって教師がいなくなっても自力で学び続ける力を身に着けた大人になることが目的です。VUCAの時代と呼ばれるこれからの時代を生き抜いていく生徒たちに身につけさせたい学力になります。


③生徒はYチャートに単語を分類していきます。中には短文を作って分類することで、違いを見出そうとしている生徒もいました。


④インターンネット検索をして、自分の知識を補完したりもします。また、まとめる際にはキーボード入力でもタッチペンを使っての鉛筆で紙に書くようにまとめることもできます。それぞれの生徒が自分にあった思考と表現方法で学びを進めていきます。


⑤ データは(テレビCMでもおなじみの)スカイメニューを使って共有されます。生徒が投稿した画面は教室内のすべての生徒が見ることができますので、なかまのまとめた資料も自分の思考を深めるために活用することができます。ICTの同時双方向性を使えば、机に座ったままでも協働的な学びや対話的で深い学びを実践できます。



続いて理科の授業です。
①酸化銅の実験です。


②銅を熱することで、空気中の酸素と化学反応を起こし、酸化銅となります。銅と酸化銅では酸素と結びついた分だけ酸化銅の方が重くなります。日ごろ身の回りの空気に含まれる、酸素の重さなど体感したことがありませんがこのような実験を通し、実験のスキルを身に着けることはもとより、身の回りのふとしたことに疑問を持ち「自ら問いを立て、探究する学び」を生徒自らで進める力を身に着けることが求められています。


③実験を行いながら、協働的にアウトプット・インプットを繰り返しながら意見交換を行い、学びを深めていく姿が見られました。

11:00
2026/05/25new

先生も勉強する日

| by 管理職
 今日は全体研修会という、桜中学校の先生が一斉に会して勉強会を行いました。テーマは授業をどのようにして充実させていくかです。特に昨年度示された、次期学習指導要領にも「主体的・対話的で深い学びの実装」に向けた、令和の日本型学校教育のありかたをどのように実現していくかが課題となります。ICTが教育現場に取り入れられる中で、どのように活用することが生徒が主体的・対話的に学ぶことになるのか?思考力を高めるというが、どのように考えるのかを思考スキル・ツールを使って整理できるようになるのか?など、生徒が自立的学習者となれるような手立てを研修しました。


 さて、以前の技術科と美術科の授業の続きを紹介します。まずは技術科。
 前回は一枚の紙で耐久性の高い橋を架けることが課題でしたが、今回は箱型の模型をつぶれにくくする方法を考える授業でした。
①四角い壁をどう補強すると強くなるのか考えます。


②自分の作った作品を見せ合いながら、強くするための工夫を意見交換し、ブラッシュアップしていきます。


 美術科では鉛筆を使ってデッサンの基礎の学習。
①最初の課題は濃さの違う鉛筆を使って、同じように塗っていきます。


②同じ鉛筆を使って、濃さのグラデーョンを作っていきます。


③次の時間は真っ白い四角を鉛筆でデッサンします。

16:00
2026/05/22new

バッチテストとえんぴつ

| by 管理職
 昨日の授業より、2年生の保健体育科の授業と1年生美術科の授業を紹介します。

 まずは保健体育科です。今日の話題はアルコールが体に及ぼす影響についてです。


未成年である中学生ですからアルコール(酒)を飲んでどうなるのかはわからなくて当然です。生徒たちからは「ちびまる子ちゃんのお父さんが酔っ払っているシーンがあるよね。」との反応も。お酒に含まれるアルコールは、肝臓で分解されて「アセトアルデヒド」という有害な物質に変わります。これをさらに無害な物質へ分解する酵素(ALDH2)の働きには個人差があるそうで、各自がどんな体質かを飲酒せずに判定できるものがバッチテストです。


このテストで皮膚が赤くなると一般的にお酒に弱い(体質に合わない)そうです。いずれにしても成人して飲酒をする場合でもほどほどの量をたしなむ人になってほしいですね。



 続いて美術科です。授業の前半は鑑賞の時間です。美術鑑賞というと堅苦しく感じますが、少しゲーム形式ではじめます。


 自分が選んだ絵について4つの感想を記入します。


 その感想をヒントにグループのなかまはその人が選んだ絵を教科書の中から探します。同じ絵を見ても感じることや見えてくることは人それぞれです。なかなか正解にたどり着かないことがおおいです。


 後半は次回からのデッサンの授業に向けてのお話。教科担当の先生が学生時代に書いたデッサン画を見せながら「デッサンは絵の筋トレです」と話していました。


 デッサンを始めるために必要な道具が「えんぴつ」いろいろな濃さの鉛筆がありますが、2種類以上の濃さの鉛筆を準備できるといいなとのことでした。シャーペンではだめなの?という生徒からの質問に、シャーペンでは描けない鉛筆の良さを上げていましたが、聞いていた校長の心に刺さったのは「鉛筆で描くと黒、シャーペンだと灰色」という表現。繊細な芸術教科らしい答えに感動しました。

10:00
2026/05/21

ペラペラを強くする

| by 管理職
 2年生の技術科授業を参観しました。めあては「ペラペラを強くする」。


① 紙の話から始まります。Aサイズ、Bサイズの紙を実物を見せながら、A4・A3・・・と数字が小さくなるにつれ倍の大きさに変わることを確認しました。紙のサイズを表す言葉としてA4とかB5とかよく聞きますが、B版は日本の美濃和紙の大きさにが基準になっているといわれています。対してA版は国際基準で使用されており、学校現場でも30年前の校長が教員を始めたころはBサイズが主流でしたが、近年はAサイズの紙が主流となっています。


② 一枚の紙を42回折り曲げると理論上は月まで届くそうですが・・・。という話をしながら、今回のミニ探究的学習のテーマは「ペラペラの紙1枚を使って、消しゴムを乗せても壊れない橋を作る」です。この問いの解は一つでないことはよくご存じのとおりです。正解が一つでない問いに対して、自分なりの最適解、納得解を導き出していく力が、これからの時代を生きていく生徒たちに求められており、学校教育の中で生徒に着けるべき力です。


③ 生徒たちは思い思いに紙を折り曲げ、紙の橋の強度を上げていきます。まずは個人の立場で研究していきます。


④ 学習班の中で作品を互いに見せ合い、意見を交わしあいながら協働的により自分たちにとって魅力的な最適な解を求めていきます


⑤ それぞれの班の中で、素敵だと思えた形を紹介しあいます。絵では伝わりにくいことについては実演を交えて説明します。自分の考えをいろいろな方法を使ってアウトプットすることは今後の社会を生きていく上で大切なスキルになります。


⑥ 各自・各班が導き出した納得解・最適解について教員が生徒とともに評価していきます。現在の科学で証明されている部材を強くする工夫を、生徒たちは自分(なかまと協力)の力で導き出すことができました。


⑦ 最後に実際の社会でこれらの考え方がどのように生かされているかを学びます。STEAM教育が求められている時代に、実生活で扱われる技術のノウハウを学ぶ技術科の授業は、高校生・大学生となってより専門的な学びをする場面や社会人として仕事をするうえでも基礎となる大切な教科になります。

13:00
2026/05/20

春はあけぼの あなたの春は?

| by 管理職
 昨日の3年生国語科授業に続いて、2年生の国語科の授業を参観しました。3年生では漢文でしたが、2年生では清少納言が記した枕草子。その中の第一段「春はあけぼの・・・」は長年、中学国語の教科書でも扱われ、日本で中学教育を受けた方であればだれでも知っている作品です。
 作中、清少納言はそれぞれの季節で一番素敵だと思える時刻の風景を表現し、「あけぼの(夜明け)」「夜」「夕暮れ」「つとめて(早朝)」をそれぞれの季節の最適な時刻だと著しています。

① 枕草子第一段の授業のまとめとしての表現活動の時間です。板書はめあてとこの時間の活動計画が示され、生徒は自分が今やっていることに迷ったら前を見て、やるべきことを確認します。


② 清少納言は「時刻」という統一したテーマがありますが、今回はそういった縛りはなく、それぞれの季節感を感じるものを考え、自分なりの「春・夏・秋・冬」を表現していきます。


③ ICT機器を使用する利点として、同時双方向通信があります。自分の席に座ったまま、クラスのなかまがどんな意見を考えているのかを参考にできます。自分の創造が行き詰まったり、もっとブラッシュアップしたいときに、なかまから刺激を受けることによってより良い作品に仕上がっていきます。


④ 自分なりの春夏秋冬が決まったら、本文を書いていきます。清少納言に負けない感性を期待します。


⑤ 作品がある程度仕上がると気になる作品を作っているなかまのところへ移動して、説明を受けたり、意見交換をしたりという活動になります。作品をより見やすいように挿絵を入れている人もいます。




 1年生の社会科の授業も少し紹介します。題材は1年生の社会科の授業の中で多くの生徒が苦しむ「時差」。


 1年生の担任2人の会話を例に問題が出されています。最近の高校入試では図やイラストなど複数の情報から問題を読み取り、何を問われているのかを読み取ったうえで、知識や技能を使って解を導くような問いが多くみられます。ただ単に計算するだけでなく「情報を正しく読み取る力」や「問いに正対した答えを導くために、何を問われているのかを整理する力」が必要とされています。

13:00
2026/05/19

孔子の論語から何を考える

| by 管理職
 3年生の国語科では中国の思想家・孔子の言行を弟子たちがまとめ残した「論語」を学習しています。

① 授業の最初10分間で本日の授業で行う内容を教師が説明しています。この後、教師は教室内で大きな声で話すことはほとんどありません。黒板の隅には、今日行うことを順序だてて明示し、生徒が50分間の授業を見通すことができる工夫がなされています。


② 論語の授業を締めくくる本時の中心課題は、これまでの学習をふまえ「孔子の言葉と生活を関連付け、日々の生活に生かす」とし、教科書や教師が示した孔子の言葉から一つを選び、その理由を考え表現していきます。


③ まずは個別最適に学習を進める時間です。生徒はそれぞれのタブレットを使って、自分の考えを表現していきます。タブレットへの操作はキーボードを使うだけでなく、タッチペンを使って文字を記すこともできます。


④ 活動中、生徒はタブレットでネット検索して知識があいまいな部分を補完したり、迷ったところを教師にアドバイスをもらったりしています。教師は巡回しながら、困っている生徒の支援も行っています。


⑤ 自分の考えがまとまったら協働的な学びの時間です。今回は学習班でお互いに自分が考えたことを発表していました。発表が終わると自然と拍手が聞こえてきたり、その内容に質問するなどしていました。


⑥ 本日の板書です。一昔前の教室の板書は、その日学んだ内容や教師の説明をまとめ、それを生徒が書き写すことがそのほとんどでした。しかし、VUCA(ブーカ)時代をむかえ探究的な学びが求められている昨今は、教師がまとめるのではなく、生徒自身の手で考えを表現する力が求められています。その為、板書を書き写すという授業も年々少なくなっています。

14:00
2026/05/18

五月晴れ

| by 管理職
 五月晴れといえば、もともと旧暦5月(現在の6月頃)の「梅雨の晴れ間」を指す言葉でした。現在では新暦5月のさわやかな晴天を表す言葉としても広く定着しています。この時期の心地よい青空を表現する際にも使われていますが、5月中旬に晴天の日が続くと「夏日」になってしまう時代になっています。何年後かの「五月晴れ」は「爽やかな気温」でなく「夏日」の始まりを表す言葉に代わっていくのかもしれません。
 そんな五月晴れの今日、桜中学校校長室では先生方の年度初めの面談と教育委員会からの来校者対応、そして職員会議にAED研修と一日が過ぎていきました。(という記事は本日の学校の様子を写真で記録し忘れたいいわけでもあります・・・。)AED研修では、アクションカードを活用しながら役割分担をして、生徒に万が一のことがあったときに冷静に適切に対応できるように職員全員で行いました。

 今日は各学年フロアーの中央階段前で毎日生徒によびかけているホワイトボードや生徒会の掲示物を紹介します。

17:00
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