本日２学期の終業式が行われました。感染予防のため、放送を使って校長先生からのお話を聞きました。生徒の皆さんが、放送室まで聞こえてくる大きな声であいさつの声を返してくれたことがとても心地よく、放送室にいた先生たちも笑顔になりました。挨拶の大切さを改めて感じさせてもらいました。

「８月２４日から始まり、ちょうど４か月間とこれまでにない長い期間となった２学期、その間、真夏の猛暑から短い秋を経て、先週からはこの地方でも降雪があるなど、真冬の寒さを体感する季節となりました。

今学期は、体育祭に始まり、文化祭、１・２年生の運動部の新人大会、音楽部の三泗地区発表会、３年生は修学旅行と様々な行事や１年生の福祉体験や２年生の職業体験学習等、学年での取組がありました。それぞれ「学校の新しい生活様式」に基づき、例年とは違ったものとなりましたが、生徒の皆さんは、どの取組も素晴らしい成果をあげてくれました。これら取組を通して、仲間との絆や学級の団結を深め、一人一人、また学級集団が大きく成長した学期になったと思います。また、いつどの場面でも、本校の教育目標である「生き生きと輝く」を実践してくれました。我々教職員も皆さんの成長を実感でき大変うれしく思いました。

明日から冬休み期間に入りますが、生徒の皆さんには、「授業や行事を通して何を学んだのか」や「家庭で家族の一員としてどのような役割を果たしてきたのか」などについて振り返ってほしいと思います。年の終わりに、自分自身の成長を振り返り見つめ直すことは、一人ひとりが抱いている夢や将来の姿を実現するためには必要なことです。そのことが、新たな目標を決める時の基になり、さらなる成長につながります。「1年の計は元旦にあり」ということわざがあるように、新年を迎えたら必ず1年間の目標とそれを達成するための計画を立ててください。

特に、３年生、1月からは、いよいよ自分で進路を切り拓く時を迎えます。今年の冬休みは１３日間と短いですが、１日も無駄にすることなく本気で受験勉強に取り組んでください。強い意志をもって、目標に向かって、粘り強く諦めず、突き進んでほしいと思います。

残念ながら毎日のように全国で「過去最多」というワードがマスコミ等から聞かれている状況です。冬休み期間中も決して気を緩めてはいけません。規則正しい生活を維持し、マスクの着用や身体的距離の確保、手洗い・消毒等、コロナ対策を万全にしてください。多くの人が集まるイベントへの参加や不要不急の感染拡大地域への訪問はしないでください。交通事故などにも気をつけて、全員が元気に１月８日の３学期始業式を迎えられるようにしてください。」