11月21日、AGF杯の予選リーグを桑名市立光陵中学校で行いました。

　この日はテスト期間中ですが、チーム一丸となって戦うということで、全員で試合に参加しました。もちろん、前日までは登録選手プラス２年生の有志で朝や放課後練習に励みました。

　一回戦目の相手は会場校の光陵中学校。ボールウォッチャーにならずに、空いているスペースを狙い、広く展開するように監督から指示がありました。

　開始早々、キックオフのボールをDFに下げて、そこから前線にフィード。抜け出したトップにボールがわたり、シュート。残念ながら、角度がないところだったので、得点ならず。しかし、ゲームは常磐ペースで進みました。そういった中、得点がうまれたのは、ボランチからのパスが相手DFの裏に来ると信じ、走りこんだトップ。冷静に決め、ゴール。また、サイドからの中に浮いたボールをトップがきれいにおさめ、左サイドに流れ、ゴール前にパス。それをもう一人のトップが、押し込み、ゴール。前半を2対０で折り返します。
　後半も光陵ゴールを襲い、1点を追加し、３対０で、勝利。午後からの試合につなげます。

　午後からの相手は橋南中学校。前チームは県大会準優勝をした強豪チームです。
　前半、相手ＧＫが前に出ていたところをボランチからのミドルシュート。これが決まり、先制。前半はその後も一進一退の攻防。
　後半は相手がクリアボールを前線に掘り込むという形を繰り返し、何度も耐えていたのですが、橋南中の選手の体力が上回り、ゴールをわられてしまいます。2点目も同じ形で失点。終了間際には点を奪うために前がかりになったすきを突かれ、失点。1対3で敗れてしまいました。

　敗けたのは悔しく、涙ぐむ選手もいました。しかし、この戦いで課題はみつかりました。課題の克服を一つひとつ行い、この悔しさを忘れずに、夏に向けて戦える選手になっていきましょう。
　ピッチの中で戦った選手、ピッチの外で応援を頑張り、サポートをしてくれた選手たち、本当に健闘しました。お疲れ様でした。テストの方も健闘してくれることを願っています。